【理想郷-エデン-】
面積:約40,000k㎡
人口:約1,000万人
簡単に言えば、現在の関東よりもやや広く、現在の関東の人口の4分の1程度の人間が住んでいる。
円形の都市で、中央に行けば行くほど都会化し、人口も増えていく。

中央にはエデンを管理するための巨大な塔のような施設があり、重要な役割わ持つ者はそこに暮らす。エクソシストも例外ではない。

外界とエデンを仕切る壁は600m以上あり、その内側(中央あたり)にも都会と農村区を仕切るための300m以上の壁が存在する。

機能としては現在の東京と大差なく、都会での生活は十分に快適である。

都会の外側、農村区には所謂スラム街のようなものが多く存在し、人口の半分以上はそこに住む。

【魔物】
大戦終了後に出現した謎の生命体の総称。

知能は低いものから高いものまで存在する。
その殆どは凶暴な性格で、姿形も様々である。

我々が見知った動物の突然変異であったり、元はなんだったのか全く分からないようなものであったり。中には異能力を持つものまで存在しているという。

現在の世界でも問題なく生命活動を維持していることから、環境適応能力が非常に高いと考えられている。

【祓魔師-エクソシスト-】
君達はエクソシスト、魔物を退治する者である。
この世界では魔物を悪魔になぞり、それに抗う術を持つ君たちはそう呼ばれている。

所謂異能力を持つ集団であり、その年齢は様々である。
エデンを創ったのもエクソシストによるものとされている。

人には異能力を持つものとそうでない者が存在し、エクソシストは"宝石"を用いて異能力を支配出来る者のことを指す。

彼らはエデンの中央に住むことを許され、エデンの中では最も優遇されている役職である。

【異能力】
この世界には、異能力を持つものと持たないものが存在し、その割合は4:6程度である。

エデンに能力を使うことを認められ、それを完璧に支配できる者はエクソシストと呼ばれる。
彼らにはそれぞれの"宝石"が与えられ、生命力や精神力を消費することでそれを扱い、異能力を行使することが出来るようになる。

宝石は様々な力を持ち、エクソシストと契約することで決まって美しい女性として実体を持ち、人格が発現する。

また、エデンに能力を使うことを認められていない非合法的な異能力者は"魔女"と呼ばれ迫害されている。彼らは魔物と同様の扱いを受ける。

【宝石】
宝石とは希少性が高く美しい外観を有する固形物のことであるが、ここではその限りではない。

ここでいう宝石とは、人間と契約することで人格を持ち、美しい女性の姿として実体化する所謂"魔法道具"に値する。

また、これがないと人間は能力を使用することが出来ない。エクソシストは、媒体となる宝石を何らかの形で身につけることになる。

宝石は、人間個人が有する能力とは別に宝石たち自身も異能力を有する。契約することで、その能力を契約者である人間も使用することが可能となる。

宝石達自身はある程度の戦闘能力をもつものがほとんどであり、それらは必ず実体をもつ。彼女達は能力などでの"生物"の対象となる。
また、宝石達は契約者が身につける媒体となっている宝石の中に入ること(戻ること)が可能だが、能力なしで瞬間移動などができるわけではない。

宝石にはそれぞれ【性質】が存在し、それは契約者に対してその効果を齎すといわれている